QQQインプライド・ボラティリティと過去推移
QQQの実際のオプション価格から算出したIVを掲載。過去90日間の全セッション、2022年以降の月次推移をSPYと比較し、満期別のタームストラクチャーも確認できます。
QQQ(Nasdaq-100 ETF)は、大型テクノロジー株のベンチマーク連動ポートフォリオを担う。本ページでは、将来の値動きに対する市場のリアルタイムな価格評価であるQQQのインプライド・ボラティリティを、三つの方法で追跡する。過去三カ月の各セッション、指数ベンチマークとの月次推移、満期ごとの傾きを掲載する。すべての数値は実際のオプション終値から算出し、週次バッチで更新する。
QQQのインプライド・ボラティリティ、過去90日
| 取引日 | ATM IV(%) |
|---|---|
| 2026-07-17 | 25.9 |
| 2026-07-20 | 25.5 |
| 2026-07-21 | 24.5 |
| 2026-07-22 | 24.9 |
| 2026-07-23 | 26.4 |
| 2026-07-24 | 26.3 |
| 2026-07-27 | 26.6 |
| 2026-07-28 | 26.2 |
| 2026-07-29 | 26.5 |
| 2026-07-30 | 23.5 |
| 2026-07-31 | 23.7 |
| 2026-08-03 | 22 |
| 2026-08-04 | 23.4 |
| 2026-08-05 | 21.9 |
| 2026-08-06 | 21 |
| 2026-08-07 | 19.4 |
| 2026-08-10 | 20.3 |
| 2026-08-11 | 19.1 |
| 2026-08-12 | 18.6 |
| 2026-08-13 | 18.6 |
各数値の背後にある正確なSQL
SELECT toString(date) AS session_date,
round(100 * quantileExact(0.5)(implied_volatility), 1) AS atm_iv_pct
FROM global_markets.options_greeks
WHERE underlying_symbol = 'QQQ'
AND date >= (SELECT max(date) - 90 FROM global_markets.options_greeks)
AND iv_converged AND implied_volatility BETWEEN 0.02 AND 5
AND abs(strike_price / underlying_close - 1) <= 0.05
AND expiration_date BETWEEN date + 7 AND date + 60
GROUP BY date
HAVING count() >= 10
ORDER BY date各ポイントは、QQQのアット・ザ・マネー近辺の契約(株価から5%以内の行使価格で、満期が1週間から2カ月先)について、各セッションのインプライド・ボラティリティの中央値を示す。最新値は20%。この水準のIVは年率換算値であり、オプション価格が標準的とみなす年間の変動率を示す。およそ16で割ると、インプライドされた1日当たりの値動きになる。
QQQのIV推移と市場の比較、月次
| 月 | QQQ IV(%) | SPY IV(%) |
|---|---|---|
| 2022-07-01 | 29.8 | 22.9 |
| 2022-08-01 | 25.8 | 19.7 |
| 2022-09-01 | 32.5 | 25.9 |
| 2022-10-01 | 34.8 | 28.2 |
| 2022-11-01 | 28.3 | 22.3 |
| 2022-12-01 | 26.6 | 20.9 |
| 2023-01-01 | 25.6 | 19.4 |
| 2023-02-01 | 25.4 | 18.6 |
| 2023-03-01 | 25.2 | 20.2 |
| 2023-04-01 | 21.1 | 15.9 |
| 2023-05-01 | 18.9 | 15.2 |
| 2023-06-01 | 18.5 | 12.3 |
| 2023-07-01 | 18.6 | 12.2 |
| 2023-08-01 | 19.5 | 14.1 |
| 2023-09-01 | 18.5 | 13.9 |
| 2023-10-01 | 21.6 | 16.9 |
| 2023-11-01 | 16.6 | 12.7 |
| 2023-12-01 | 15.5 | 11.9 |
| 2024-01-01 | 16.4 | 12 |
| 2024-02-01 | 16.6 | 12 |
各数値の背後にある正確なSQL
SELECT toString(toStartOfMonth(date)) AS month,
round(100 * quantileExactIf(0.5)(implied_volatility, underlying_symbol = 'QQQ'), 1) AS qqq_iv_pct,
round(100 * quantileExactIf(0.5)(implied_volatility, underlying_symbol = 'SPY'), 1) AS spy_iv_pct
FROM global_markets.options_greeks
WHERE underlying_symbol IN ('QQQ', 'SPY')
AND date >= toDate('2022-07-01')
AND iv_converged AND implied_volatility BETWEEN 0.02 AND 5
AND abs(strike_price / underlying_close - 1) <= 0.05
AND expiration_date BETWEEN date + 7 AND date + 60
GROUP BY month
HAVING countIf(underlying_symbol = 'QQQ') >= 50
ORDER BY monthこのチャートは、QQQの恐怖指数を市場全体の指標と並べ、時系列で示したものだ。SPYの線は市場ベンチマークのオプションチェーンについて同じ方法で測定した値を示す。最新月は、QQQが18.7%、SPYが12.7%。分散された指数は、その構成銘柄の一つと比べて、ほぼ常にインプライド・ボラティリティが低い。両線の差が単一銘柄プレミアムであり、その差が拡大・縮小する動きがQQQのリスクサイクルを表す。ピークはオプション買い手が最も高い価格を支払った局面を示し、ボトムは市場がQQQを静かな銘柄とみなした期間を示す。
タームストラクチャー:満期別のQQQ IV
| 満期区分 | ATM IV(%) | 契約数 |
|---|---|---|
| Under 2 weeks | 19.4 | 923 |
| 2-6 weeks | 20.6 | 648 |
| 6 weeks - 4 months | 20.6 | 426 |
| Beyond 4 months | 23.1 | 305 |
各数値の背後にある正確なSQL
SELECT multiIf(days_to_expiry <= 14, 'Under 2 weeks', days_to_expiry <= 45, '2-6 weeks',
days_to_expiry <= 120, '6 weeks - 4 months', 'Beyond 4 months') AS expiry_bucket,
round(100 * quantileExact(0.5)(implied_volatility), 1) AS atm_iv_pct,
count() AS contracts
FROM global_markets.options_greeks
WHERE underlying_symbol = 'QQQ'
AND date = (SELECT max(date) FROM global_markets.options_greeks)
AND iv_converged AND implied_volatility BETWEEN 0.02 AND 5
AND abs(strike_price / underlying_close - 1) <= 0.05
GROUP BY expiry_bucket
HAVING count() >= 5
ORDER BY min(days_to_expiry)各区分を横に見れば、市場が「いつ」の値動きを見込んでいるかが分かる。手前の満期のIVが後ろの満期を上回る場合、決算発表や政策判断など、期間内のイベントリスクが織り込まれている。フラット、または右肩上がりのカーブは通常の状態だ。時間が長いほど不確実性が増し、IVも緩やかに高くなる。
よくある質問
現時点のQQQのインプライド・ボラティリティは?
最新の記録にあるセッション時点で、アット・ザ・マネーは20%。満期7~60日先のアット・ザ・マネー近辺の契約を対象に測定している。上の90日チャートには直近の推移全体を掲載しており、数値は週次バッチで更新する。
現時点のQQQのIVは高いのか、低いのか?
三つの方法で判断する。直近の推移との比較(90日チャート)、過去の推移との比較(最新月が18.7%となっている月次チャート)、そして同じ軸に描いたベンチマークとの比較だ。市場の極端な水準を確認するには、高IV銘柄ボードで最大の値動きを織り込んでいる銘柄を追跡できる。
どのように測定しているのか?
各セッションの終値時点で、QQQのアット・ザ・マネー近辺の契約(株価から5%以内の行使価格)を対象とし、ボラティリティの算出が収束した契約だけを残す。各値はその中央値であり、取引が薄いセッションや月は、各パネルのSQLに表示された契約数の下限に基づいて除外する。各契約には、表示されたオプションチェーン内に固有のIVがある。そのため、チェーンを列ごとに読むことで、これらの中央値がどの数値から構成されているかを正確に確認できる。
QQQのインプライド・ボラティリティを動かす要因は?
予定されたイベントは事前にIVを押し上げ、イベント後にIVを急低下させる。実現した値動きの荒さはIVを押し上げ、相場の落ち着きはIVをじりじり低下させる。上の月次推移は、こうしたサイクルを正確に記録したものだ。
すべてのパネルは、完全なオプション取引テープを対象とする保存・バージョン管理済みのクエリだ。各パネルを展開すれば監査でき、Strasmore端末ではQQQのチェーンにある任意の行使価格を測定できる。概念から始める場合はインプライド・ボラティリティとは何かを、同じ株式で行使価格によって数値がどう異なるかを確認する場合はボラティリティ・スキューを参照されたい。